タバコ休めみたいな道中

休んでいる間も命を削るのはまるでタバコのよう

自分の解答を持つ意識から Day 15

なんでもいいから物事に対して色んな角度から自分の持てる技を駆使してひとつの解答を持つことに集中する習慣が、人生を自分色にする最初の一歩なんじゃないか。

 

最近考えることが多くなった分、何に対しても自分の解答を持ってないことに気つかされた。

 

その対象とするものは特別なものでなくても、難しいものでなくても良い。むしろ身の回りの簡単なものから自分の解答を見つける方が難しかったりする。

 

多くの視点と言っても自分もまだまだ見えてないものが多い。単純に対象を反対から考えるとか遠くに置いてみるとかそんな感じしか出来なてない。

 

その対象に関係する言葉、それに伴う自分の基準や感覚、実際自分が体験したものなどを総動員して、今現在の自分の解答を色んなもので考えてみて欲しい。

 

今、僕の中で揺れに揺れまくっている対象は、「タバコ、お金、それから仕事」の3つがすぐに思い浮かぶ。

 

解答を決めかねているし、その決めた解答に沿って生きていけるかと悩むところでもある。

 

喫煙者は世間的には絶滅させたいと言われる人々のような印象であるが、僕はタバコのある生活は好きだ。

 

匂いが臭いのは僕も同じだけど、行為として代替出来ないとも思っている。

 

それは甘いものやお酒で発散することでごまかしてみたこともあった。だけど、甘いものは飽きるし、お酒は飲んだら動けない制約がかかるのが嫌だった。

 

それに引き換えタバコは飽きない、吸った後に制約もない。

 

ただ、費用の面で頭を悩ますところもあるし、運動も好きで走ったりもしたいのだが、健康になりたいのか、不健康を選ぶのかみたいな論争が頭の中で始まってしまう。

 

そんなこんなで悩むくらいなら現状維持でタバコを吸い続けている。

 

無駄だから辞めたいより、辞めるか辞めないか悩むくらいなら辞めないが勝っている。

 

お金についてはタバコから派生したところもある。他にも休学前に金銭感覚がバグってしまった反動で何にも使いたくない期間があったり、宙に浮いたような存在だった。

 

そんな掴みどころのない自分の金銭感覚を知るために色々情報を集めるところから始めた。

 

何やらお金には浪費や消費などの消えていく一方の使い方と投資のように膨らんでいく使い方など、なにやら色々な使い方があったのだと知ることになった。

 

自分の使い方はどちらかと言えば消費や浪費が多いな。そもそも投資のような使い方をしたことがあったろうか。

 

それから、時間を買うことが出来るのもお金の役割であるのも新しい視点としていれてみたり。

 

ただ一家揃って「時間をお金で買う」クセみたいなのがなくてほとんど実感できなかった。今でも買えば解消できる動作にも自分で動けばただになるみたいなのが頭の中からわいてきたりする。

 

長年染み付いたお金に対する解答は親からの影響も強く、自分で扱えるお金も少ないから、今はまだはっきりさせられない。

 

最後は仕事になるが、まだ学生身分の自分にとって仕事はあくまでも「お金を得る手段」のひとつくらいにしか浮かんでこない。

 

それは働くというのがアルバイト、つまり時給で稼ぐという仕事しか触れてきてないからだ。

 

世の中には仕事のことを生きがいとか自己表現とか様々な呼び方に変えている人たちがいる。そうなると「お金を得る手段」という認識も間違いではないが自分にとっての解答とするのにも早々なのかも知れないと。

 

大学生は夢や希望を持って社会に出る最後のポジションのようにも思っている。そんなポジションにいながら現実味があふれ出る解釈のまま「仕事」を探していいのだろうかなんて、思うこともある。

 

就活も直面する今になってもまだ解答が出てないことのひとつ。

 

言葉や情報がいつでも身近に調べたら手に入る、そうじゃなくても目に入る世の中。そんな世の中で全てをそのまま受け止めたりする自分はただの底無しの器でしかないように感じる。

 

それを防ぐためにも自分の解答を待とうとする意識が大事なんじゃないかと今日も考える。