タバコを吸ってる本当の理由
先日、『ひとりじゃ生きてられない症候群』を書き終えて確信したことがあった。
僕にとって喫煙というのは
「なくてもいいけど、あってもいいよね」
ってあいまいな感覚。
そんな感じでタバコを吸い続ける自分がなんとなく情けない部分が少なからずある。
何度も辞めようとしてダメでしたって記事を量産する典型的な禁煙失敗者。
色んな理由を並べてタバコを吸ってる自分を正当化しようとする自分を見ているようで、これまた我ながらすごく情けない。
そんなこんなで喫煙歴を更新し続ける中、先日の記事で思い出した出来事があった。
元バイト先の人たちと食事をした時、久しぶり再会だったからか話が盛り上がった。
そのとき僕はタバコを吸いたいとは思わなかった。
お店を変え、その中でひとりが「タバコいいですか?」って言葉を発した。
その後に「吸うでしょ?」と言われ「はい」と答える僕がいた。
僕は誰かと話している時にタバコを吸いたいとは思っていないが、喫煙者がいるのなら吸いたいと思ってしまう。
要するに、そこにいる誰か次第で喫煙の姿勢すら変える自分にいることに気づいた。
そして普段の喫煙のことを考えても、誰か次第な喫煙があるってことを再確認した。
それから、ひとりの時間を喫煙によって埋めつないでいるように感じはじめた。
これまでも何かに没頭するような趣味を見つけられなかった。
そして、特に今はひとりの時間を持て余している。
ひとりじゃ生きてられない僕は、ひとりの時間の過ごし方がわからない。
だから、タバコを吸うって簡単な方法で消費し続けるのかもしれない。
誰かに合わせてタバコを吸う。
時間を消費したくてタバコを吸う。
ニコチンより他人に依存してたんだろうな。