タバコ休めみたいな道中

休んでいる間も命を削るのはまるでタバコのよう

お客と店員、お互い人間 Day 20

今月から始まったアルバイト。休学前にも色んなアルバイトや派遣をやって気づいたことは、簡単に見つかる雇用先の客層にはクソ客が紛れ込んで居ること。

 

まあどの地域にもお客さんの口から「お客様は神様だ!」と思っているような、わがままや思いどうりがまかりとおると思っているような、「自分はお客様で、偉くて、入れた通りにやれよ!」ってなクソ客は一定数いるようなのだ。

 

最悪なことは自分の生活圏にはそんなクソが他地域より多いような気がすると、学校やアルバイト先や親戚の話題の代表格になってしまうくらいだ。

 

ただ、不満を言うだけではストレス発散にもなりはしない。それに不満を言う程度のはけ口では自分のストレスは解消されないことも分かっている。

 

1番やってはいけないのは、クソ客から受けた不満を引きずってしまうことだろう。

 

悪い例としては、

 

前の職場にいたのが、お客さんからの悪態を引きずって次に来た無関係なお客さんへの対応が見てられないひどいレベルになっていた人だ。

 

その後も終始、不満の発散を繰り返していたやうな気がするが、見ていて残念な気持ちになった。

 

不満を吐きすぎることも引きずることもよくないのならどうしたらいいか。

 

自分に効果があったのは、頭の中で言い訳を生み出すことだった。

 

「こっちも人間なので指図されたり怒鳴られたら普通にムカつきますから、あなたに接客言葉なんて使えません。」

 

「こっちは注文を間違えないようにしているのに、そっちの言い方が悪くてわかりゃしないわ。ちゃんと喋れよ。ではもう一度ゆっくりはっきりメニュー通りに読み上げてください。」

 

「決められたサービスに対して賃金貰っているけれど、あんたみたいなクソの対応はサービス外だ。あんたの子守は本社がしてくれるよ。文句があるなら本社に電話してみろ。」

 

実際に言うのは火に油だろうが想像することは自由だ。それにそう思ってたら何をされても余裕が生まれて来るのを感じした。

 

これが良いのか悪いのか訳わからないが、自分的には不満もはかないし、引きずらない数少ない名案だと思っているからいいのだ。

 

「そんな気持ちは表情や接客に出るからいけない」と指摘されることももちろん承知だ。

 

ただ、「明るく働くことを目指した努力」といえば少し指摘がゆるまりはしないだろうか。

 

新鮮な気持ちで次のお客さんを迎える切り替えの一端なら、悪態なお客さんの前くらい不満があふれ出る表情でもいいんじゃないだろうか。

 

なにより、我慢しすぎて働くこと自体を嫌いになってしまったらどのお客さんに対しても思いやりはできなくなってしまうではないか。

 

お客さんの全ての意見をきくことは不可能だ。

 

なら、何を優先順位にしていくかで何を切り捨てるのか、結果的に大きな円満につながるように考え続けることの方が良いのではないだろうか。