大学辞めるとか考えたら、自分の欠点見えてきた
大学に行こうが行かまいが、課題をしようがしまいが、結局時間は流れて5年目の年度末を迎えている。
ここまで来ると「普通に卒業できる」というのは自分にはすごくちゃんとしたものに見えてくる。
試験や課題だけを上手に乗り越えていくことは僕には向いてなく、常に全力で勉強し続ける姿勢を保とうとして今年もまたガス欠状態。
教室内でスマホゲームをやったり、寝てたりするのに周囲が進級、卒業に支障もなくこなす姿に劣等感を抱かずにはいられなかった。
そんな教室を日に何個も移動しなきゃいけない毎日に、試験直前になって逃げたい気持ちを押さえ込むだけの気力もやる気も持ち合わせていなかった。
「あぁ、大学生向いてないのかな」
そんなことを思いながら今まで払って貰った学費や仕送りを計算したり、親や教授になんて言い訳しようとか、これからの身の振り方なんかを考えばかり。
そんな思考を止めてくれるのはアルバイトの時間だけになっている。
まあ、ここでもルールや基本を忠実に守りたい自分が遅くて使い物になっていないことに精神的にはくる。
それでもスピードと効率を追求している人たちに囲まれていると、自分の欠点が浮き彫りになってくるのがわかる。
そもそも気にしすぎなんだ。
作業をするしない、やったやってないくらいしか基準がないのに自分で勝手に色々付け加えてしまっている。
綺麗か汚いか、今か後か、やっていいのか悪いのか、道具は何を使うか、
自分勝手に過程を悩みすぎている。
あれ、これって大学に対してもこんな姿勢とってない?
課題をやったかやってないか、授業に出席するかしないか、試験に受かるか受からないか。
それなのに教室内の雰囲気がどうだとか、課題に対して向き合えてないとか、簡単に単位取れても嬉しくないとか。
どうでもいいことに頭使って疲れてるんだわ。
あと数日で進級するかしないかが決まってくる。
もうすることだけ考えてみよう。
余計なことは一旦忘れよう。